アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

通勤電車でも心安らかに過ごす方法

いつも通りの朝の通勤電車、いつも通りの停車駅。でもその日はちょっと違っていた。電車に乗って二つ目の停車駅に差し掛かる頃、突然静寂を破る嬌声が聞こえてきて、思わず読んでいた新聞から目を離した。声の主は数十人の小学生たち。遠足だろうか?それを…

結婚のコスパを計算してみた。

結婚は「コスパ」が悪いらしい。先日、そんな価値観を持つ若者が少なくない、という記事を見た。確かに、昔は「就職して結婚して子供を持って、マイカーやマイホームを持って」というのが今で言う勝ち組、いやそれ以前にみんなが歩みたいと思う、社会の一般…

どうして面接がうまくいかないのか

就活の季節だ。今年も、就活に向かう知り合いたちは、エントリーシートや面接に四苦八苦したり、その結果に一喜一憂してる。この時期になると20年近く前の自分の垢抜けない就活経験を思い出し、そのイケてなさに嘆息したくなる。自己分析、志望動機、強み、…

父親としてほんとは娘に伝えたくても言い出せないこと

「こないの。」はるか昔、学生時代の頃、この言葉にひそかにおののいていた。未婚男性ならきっと一度は聞いたことがあるであろう、彼女からのこの言葉。返答こそ「そっか~」なんて平然を装うけど、心の中では「な、なにぃ~!?」とうろたえることこの上な…

満開の桜の季節のお別れ

願わくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ多くの桜の歌を残した西行法師が詠んだもの。如月の望月のころ、とはお釈迦様が亡くなられた2月15日だそうだ。西行法師は晩年、自ら食を絶って、お釈迦様の亡くなった日に近い2月16日に亡くなったとされる。…

「もう長くない」と聞かされたら。

母からメールがあった。「おばあちゃんはGWまでもたないかも。」今僕には二人のおばあちゃんがいるが、先日施設に入ったばかりのハイカラおばあちゃんじゃない方のおばあちゃんのこと。先日施設で99歳のお祝いをしてもらったらしい。娘や孫、ひ孫たち数人に…

おばあちゃんが施設に入ることの幸せ

うちのおばあちゃんは、僕が生まれた時からおばあちゃんだ。当たり前だけど。今90台半ば、今僕が40歳だから、55歳ぐらいの時の孫になる。昨日そのおばあちゃんが引越しした。僕が生まれるはるか前、父親の子供の頃から住んでいた家を離れる。正確に言えば阪…

不確実な世の中で成功する秘訣

小さい頃の自分を知ってる人と出会うとどうも勝手が狂う。昨日15年ぶりに従兄弟にあった。10歳ぐらい上のそのお兄ちゃんには、従兄弟たちの最年長で、よく肩車をしたりして遊んでくれた。その後の彼は波瀾万丈だった。まだ今ほど一般的でなかった80年代、学…

今日からできる、人間関係をより良くするちょっとしたコツ

締めの文句は「期待してるよ!」らしい。先日、管理職として、評価者研修を受けた。もちろん一番の目的は人事評価を如何に適切にするか、ということ。でも色々教えてもらう中で、評価者である前に、一人の人間として立派に振る舞えること、そして周りの人た…

最近つまらない、と思ってる人必見!暗闇で感じる非日常、ダイアログ・イン・ザ・ダーク

「はくじょう」この読み方すら知らなかった。目が見えない人が持っている白い杖のこと。今日貴重な体験をさせてもらった。仕事上での参加だから何ともありがたい役得だ。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」 完全な暗闇を体験するソーシャルエンターテイメント…

中学受験を終えて気づいた、親が守るべき振る舞い

「結局受験ってなんだったんだろうねえ。」どちらからともなく、また受験の話になった。受験から解放されて、すっきりしてる娘と異なり、どうも親は二人とも、受験を中心に回っていた日々の生活からのリカバリーがうまく行ってない。あれだけの労力を費やし…

これだから家族はやめられない。主役に寄り添う喜びを感じる日。

思わず涙が込み上げてきた。そういやいつ以来だろう。感情移入しやすいので、友人の結婚式ですぐもらい泣きしたり、映画に感動することは結構あるけど、我が事で涙が出るのは久しく記憶がない。厳密に言えば、今回も本当の我が事ではないけど。試験日から一…

受験生の親ってほんとツライ。受験に向かわせたのは自分ですが。

自分以外の人を応援するほど、もどかしいものはない。ましてやそれが身近で大切な人ならなおさらだ。そういえば昔、阪神タイガースのあまりの不甲斐なさに苛立ち、挙げ句の果てに「自分の力の及ばないところで一喜一憂することの愚かさ」に気づき、ファンと…

後藤健二さんの死を無駄にしないために、まず僕らが対峙すべきこと

昨日は世界中で怒りが渦巻いてる気がした。 「非難」「憤怒」「抗議」、、各国要人の激しい言葉が紙面を踊っていた。 今回の事件は、自分の仕事にも暗い影響を及ぼしかねない大変な事件だ。 このまま渦巻く怒りの勢いをかって、日本はどこへ向かうのか、そし…

世界中でイジメや負の感情を劇的に減らす魔法の仕掛け

後藤健二さんの奥さんの悲痛なメッセージが全世界を駆け巡った。最愛の人が人質になり、今にも殺されそうな状況にある。そしてその極限の状態が世間の目にさらされながら、数日に渡り続く。そんな境遇にある人の精神的な辛さは、とても想像できるものではな…

これだけは忘れたくない。受験生の親が大事にしておくべきこと。

本番まであと2週間を切った。自分は経験したことがないだけに、12歳の子供が大一番を迎える気持ちがどれほどのものかは実感できない。ただ、普段はそれほど喜怒哀楽を表に出さない娘にしては、涙したり親に甘えてみたり、弱気な言葉を発したりするあたり、さ…

忘れられないあの日の出来事から得たもの

今日やったこと。ここに書くほどでもないどうってことないことばかり。でも、今日はあえて記録しておきたい。朝起きて、家族でダラダラと朝ごはんを食べる。少しは家事の手伝いをしないといけないから、洗濯機をまわし、食器を洗う。グズグズやってる子供達…

今だから思う、成人したその日から大事にしておけば良かったと思うこと

「成人の日」って何する日なの?また子供達は打ち返しにくい剛速球のストレートを投げ込んでくる。まあ、こんな質問にさらりと深イイ話などできれば、理想の親としてもう少し祭り上げてくれそうなものだが、うちは夫婦二人してしどろもどろ。「何した?」と…

人に力を与え導く秘訣はどこにあるのか

久しぶりに胸をうつ言葉を見た。 今日から子供たちは3学期が始まる。 特に4年生の息子は、今年大当たり。 評判の担任にあたったおかげで、クラス全体が活気付き、またクラスを「家族」に例えるほどみなが仲良くなり、そして先生を慕う状況が生まれている。 …

人に力を与え導く秘訣はどこにあるのか

久しぶりに胸をうつ言葉を見た。 今日から子供たちは3学期が始まる。 特に4年生の息子は、今年大当たり。 評判の担任にあたったおかげで、クラス全体が活気付き、またクラスを「家族」に例えるほどみなが仲良くなり、そして先生を慕う状況が生まれている。 …

夢と目標が持てない人は幸せか

一年の計は元旦にありというけれど、今年もこれといった目標のない年になりそうだ。もともと夢や目標がある方ではない。小学校時代の卒業文集だって、なりたいものがなくて苦し紛れに弁護士と書いた。当然今はそうなってないし、そもそも大学からして法学部…

僕らの人生ってとるに足らなさすぎて笑える

今日の日経でベテルギウスのことが書いてあった。受験生の長女はもとより、とにかく毎日バタバタと家族それぞれが忙しいが、たまに休みの日にその日にあった新聞やTVネタで盛り上がるひと時がある。今日はベテルギウスの寿命の話。日本人には一番有名な星座…

クリスマスの日の卒業

今年はついに長女にはサンタが来なかった。「サンタってパパとママなんでしょ?友達言ってたし。」と唐突に妻に質問をぶつけたのが2ヶ月前。それまでもサンタばれ危機はあったし、もう小6にもなると薄々感じてるんだろう。「私もそのうち子供にプレゼント買…

群れることと異質さを正しく理解する大切さ

そもそもヒトはなぜ群れたがるんだろう。最近の痛ましいニュースを見てふと思った。パキスタンでタリバンが学校を襲撃して、子供を含む140人が死亡したとか、アメリカで黒人が警察に射殺されて抗議行動が広がってるとか、シリアで政権と反体制の争いで多くの…

子供を持ったら得られる喜びは役者と同じ

ドラクエ世代の所帯持ちには、たまらないネタが出回ってた。 題して、 「子供を持った時点で自分は脇役になる」って話をドラクエに例えてみた 前編 | カタルエ - 専業主夫の漫画ブログ 「子供を持った時点で自分は脇役になる」って話をドラクエに例えてみた …

反抗期の子供を持つ親が、子育ての醍醐味を感じる瞬間

息子は小学4年生、多感なお年頃の入り口にいる。自分のことを振り返ってみても、この頃からだったように思う。親にいろいろ反抗し始めたのは。昔は良かった。ハイハイを始めた、歩き始めた、、小さい頃は一つ一つの新しいことがすぐ喜びに変わり、それを褒め…

エボラ出血熱研究の第一人者に学ぶ、正しいエボラの知識

職業柄、世界のいろんなニュースや事象が僕らの事業のきっかけになるので、いろいろ薄く広く知っておかないといけない。 そんな中、今年世界中で話題を振りまいた(といってもあまりうれしくない方で)感染症は、もしかすると世界流行語大賞ノミネート候補か…

クリスマスの季節が近づくと言いたくなる、ルミナリエのこと

クリスマスシーズンが近づいてくると町中が色めき始める。 今や桜や花火のシーズンと同様、数々のイルミネーションスポットを教えてくれるサイトすらできていて、すっかり季節の風物詩となった。 でもちょっぴり複雑な気持ちになる、神戸出身者としては。 …

はやぶさ2打ち上げ成功を記念して爆速で成長する方法を考えてみた。

はやぶさ2が無事宇宙に飛び立った。6年で52億キロの航海か~、となんとなく呟いてみるけど、まったくピンとこない。6年後といえば2020年、オリンピックイヤーだ。そういえば去年、一番上の娘の誕生日か何かでお祝い焼肉に行った時、2020年にはみんなどうなっ…

夫婦で余命宣告、こんな境遇になったら普通は打ちのめされて立ち上がれない

自分でもそう思うけど、普段冷静で感情が表に出にくいだけに、何かの拍子で逆にボロ泣きする傾向がある。その琴線の多くは映画やドラマだ。恥ずかしい思いとともにずっと記憶に残ってるのが大学1年の時に見たシンドラーのリスト。確か5人ぐらいの男女で映画…