当たり前のありがたみを思い出す時
お出かけ日和の4連休前半、僕らもおでかけしてたけど、ひとつうちは軽いトラブルを抱えてた。
引越ししたばかりのマンションの給湯器が故障してお湯が出ない。
最初は、お風呂の自動お湯はりができなくなっただけだけど、連休前にはお湯そのものがでなくなってしまった。
修理は連休明けに、といわれていたのでさあ困った。
初日こそ、珍しい銭湯通い、しかも偶然見つけたテルマエロマエばりの超レトロ銭湯で大盛り上がりだったけど、さすがに毎日続くとボディブローのように聞いてくる。
洗顔も食器洗いも、水の冷たさがしみる。
結局たった3日で音を上げて、ガス器具やさんを呼んで応急処置してもらった。
お湯が出るって素晴らしい。
「人間は楽をするために発明する」という本当かどうかわからない先人の名言?!が妙に納得。
人は便利な世の中やサービスを当たり前のものと思いこんでしまう。
それだけに、ちょっとそれを失うと途端に不安に思ったり、ストレスを感じてしまう。
便利って恐ろしい。
日本って、世界を見渡しても三本の指に入るぐらい高度に便利に、かつ緻密なサービスを受けられ、そしてそれがきっちり持続される社会。
たまには不便さを感じることがないと、どんどん怠惰に、今ある環境への感謝さえも失うかも。
でも冬でなくてよかったわ~、ほんと。