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アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

恋人たちが分かり合えないと嘆き始めるきっかけ

恋愛・夫婦・家族のこと

久しぶりに恋愛相談に乗った。

 

その人の話は、まるでこの前読んだ本に出てくる、ついやってしまうダメなパターンに酷似していた。

 

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本に出てくるその主人公は、彼女のバースデーにとっておきのサプライズプレゼントで、彼女を泣くほど喜ばせようと考えていた。

 

だから、彼女が前から欲しがっていた時計をひそかに買っていた。

 

そして、それを渡すのに申し分ない舞台となる素敵なレストランを予約していた。

 

準備は完璧だった。

一つの誤算を除けば。

 

 

 

 

同じく仕事を抱える彼女は、今重要な時期にあった。

もちろん今日は自分の誕生日で、彼がそれを祝ってくれようとしていることは分かっていた。

 

一刻も早く彼に会って、素敵な誕生日を一緒に過ごしたかったけど、残念ながらどうしても外せない仕事があって、時間通りに彼に会いに行くことはほぼ不可能だった。

 

「いいよ。待ってるから。大変だろうけど頑張ってね。」

 

遅刻するとの連絡を受けた彼氏は、寛大な心を見せた。

カップルで賑わうレストランで、1人彼女を待ちながら。

 

でも、30分、1時間と経つにつれ、イライラが募る。

 

「遅い、こんなに大事な日なのに。」

 

2時間後、ようやく仕事を片付けて愛しの彼氏が待つレストランに駆けつけたころには、彼女を喜ばせようと練りに練った完璧なシナリオを崩された彼は、すっかりご機嫌ななめになっていた。

 

この日の最大の目的は、彼女を喜ばせることだったこともすっかり忘れて。

 

 

 

今日話を聞いた彼女も、まさに同じ状況に陥ってた。

 

彼に自分の大事な思い、彼を大事に思ってる思いを届けたい。

 

海外の人相手の遠距離状態なだけあって、なかなか面と向かって話す機会がこない。

 

だから、彼女はその思いを手紙にしたためた。さぞ、彼は喜ぶだろうと期待しながら。

 

でも1日、2日、一週間と時間が経っても、彼は一向にその手紙に感謝しようとしないばかりか、一切触れようともしない。

 

計算が狂った彼女はとたんに不機嫌になって、メール上で冷たいやりとりが始まる。

 

結局途上国らしい郵便のミスで、手紙が彼のもとに届くのに想定外の時間がかかっていただけ、ということを後になって知ってももう遅い。

 

その頃にはすでに意地の張り合い、売り言葉に買い言葉が始まっていた。

 

どうして、大事な相手ほど、イライラが募るんだろう。

 

人は大好きな人に対して、喜ばせてあげたいといろいろ工夫をこらす。

 

でもそこには常に、彼女が喜ぶこと、意気に感じて、同じだけの愛情を返してくれる、そういった期待感が渦巻いているような気がする。

 

近ければ近いほど、自分と同じ喜びや幸せを感じて欲しいと願う。そして願うあまりに不幸にも相手にも同じ気持ちを求めようとする。

 

職場や友人など、もう少し冷静な関係なら、そこまで相手に自分の期待を押し付けたりはしないのに。

 

 

こんな不幸な循環をなくすにはどうするか。

多分妄想が始まったら要注意!

 

とっておきのプレゼントをあげた時、彼女はどんな顔をして喜ぶだろう、どんな言葉を返してくれるだろう。

 

こんな言葉を返してきたら、僕はこう言ってあげよう、、

 

もちろんそんなことを考えるのはとても楽しいし、妄想の中で自分も相手も素直に愛の言葉を語ったりして、ラブラブになってる。

 

 

 

でも気をつけよう。

そのシナリオは、いつの間にか自分の期待へとすり替わってる。

 

もう一度考えよう。

そのシナリオを考えてるのは自分であって、相手じゃない。

 

相手の感情は自分の思う通りには動いてくれない。

 

近いから自分の気持ちをわかってくれてるなんて思ったら大間違いなことを肝に銘じよう。

 

だから、心の平穏を得るには自分でできることに集中した方がいい。

 

相手と仲良くなるために自分ができること。

相手を喜ばせる言葉を投げかける。

 

でも相手が喜ぶかどうかはわからない。

それに一喜一憂しない。

 

どんなすごいピッチャーで、空振りを取ろうと思っても、実際に取れるかは相手次第。

自分にできることは渾身の球を投げるだけ。

 

とりあえず、この球を放っておいたらいいかな、と思える鉄板ネタが長年つきあつってるとわかってくる。

 

・助かる

・嬉しい

・幸せ

・おかげ

・ありがとう

 

これをしみじみと言い放つ。

そして、それを相手がどう受け取るかは気にしない。

でもその代わりに、その言葉がなんとなく自分に沁み渡る幸せは感じることができる。