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アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

広島で見た懐かしい文化遺産

生活・人生のこと
そういやこの前の広島旅行で懐かしいものを見た。

先週水曜夜の宮島花火の日。
会場に向かう人混みの中歩いてたら、轟音が近づいてきた。

暴走族だ。

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人混みに紛れて少ししか見えなかったけど、見事に改造されたギラギラ感満載のバイクに、これまた見事にキマった衣装の暴走族の人たちがさっそうと走って行った。

広島の西部に来て、田舎臭さに愛おしさを感じてた矢先だっただけに、懐かしさを醸し出すクラシックな暴走族の演出効果はさらに秀逸だった。

あの無駄にでかい音、見事にキマった立ち振る舞い。
うーん、なつかしい。

そばに行ってマジマジと見てみたかった。

とはいっても花火会場の人混み集団にいれるからで、もしこっちが少数ならやっぱり怖くて遠巻きにしてただろうけど。

それにしても暴走族に懐かしさを覚えるのはなぜだろう。

大人になって20年、世の不良に遭遇することが少なくなったからか。

それとも小学校時代を思い出すからか。

その頃、地元にとても有名な不良がいた。
キー坊、というなんか見るからに不良っぽいあだ名の三つ上の中学生、今思うと噂が噂を呼んでたのかもしれないけど、とても怖くて荒くれ者、という評判だった。

実際中学では、ガラス割りまくったり、先生と喧嘩したり、タバコ吸ったりと、まあ絵に描いたような不良だったらしい。

できるだけ近づかないようにしてた。

地元では毎週土曜夜、体育館が開放されて、卓球ができたので、よく友達と通ってた。今思うとそんな開放的なこと、今の時代危なすぎて認められてなさそうだけど。

いつものように参加してたある日、キー坊がやってきた。

しかもたむろしてる僕らに近づいてきた。
向こうから近づいてきてるだけに、逃げるわけにもいかない。
何かされるのかととても怖かった。

なんか子供ながらにとても緊張してたことを覚えてるけど、そこから小一時間、一緒にいた気がする。
その間何を話したのか全然覚えてないけど、キー坊はちょっと偉そうだけど普通のお兄ちゃんで、いろんなことを喋ってくれた。正直いい人やん、ととても意外に感じたのを覚えてる。

それ以来僕にとっては不良ってどこか憎めない存在だった。

ジャイアンみたいに、嫌な奴だけど、根っこは悪くなさそうな、そんな感覚。

きっと広島の暴走族にそんな記憶が重なったんだろう。

不良。
今ではあんまりこの単語は聞かない。

ヤンキー、とかも昔はもっと一般的な言葉だったなあ。
チンピラやヤクザとかもあんまり言わなくなった。

90年代以降は、チーマーとかカラーギャングとかも登場。

こうやって並べると、いわゆる不良っぽい人たちは時代とともにその名前や姿を変えてきたのねえ。

最近は、自分たちが悪いとかいう認識も薄く世の中を舐め切った悪い奴らもいるらしい。

最近はバイクに乗らずに悪さする、徒歩暴走族もいるとか。
世の中多様になった。。

その意味では昔の方が、まだ実は優しいところもあるんだ的な典型的、伝統的不良がいた。
それが暴走族にノスタルジーを感じた理由なのかも。

がんばれ広島の暴走族。
目一杯やってから、その後は立派な大人になってくれ。