将来の自分のキャリアが心配な人への確かな近道
今日は、ベトナム時代にお世話になった人たちをねぎらう会。
やっぱり一時代を一緒に働いた人たちと集まるというのは同窓会みたいで嬉しい。
今日の主賓は二人。
会社で30年以上貢献されてきた人が、今度インドネシアに赴任するためその壮行会。
もう一人も、正社員じゃないけどある意味専門職として長らくうちの業界で活躍されて67歳にして退職されたそのお祝い。
その挨拶が身に沁みる。
今の時代、60過ぎても以下に働き続けられるかが結構死活問題。
自分で会社を起こして自分のブランドで勝負できる人はともかく、長らく組織人として働いてきた人は、シニアになって改めて自分の市場価値が試される。
もちろん、若いうちから常に自分のブランドを磨きながら働ければそれに越したことはない。でもなかなかそうはいかない普通の人が大半。
そうは際立った専門性ができるわけでもない。
でも、60もはるかに過ぎてもまだ活躍を期待される人たち、その言葉から少し感じることがあった。
それは、人に恵まれるということ。
単に運不運の問題ではなくて、置かれた環境で自分なりに精一杯貢献すること。
そうすれば必要な人材とみとめられ、自然と周りの環境も自分にとって良いものになって行く。その結果、人に恵まれ、それに対する感謝も生まれる。
そういう積み重ねが縁を生み、結果的に自分にとってのセーフティネットになる。
そういう循環を感じた。
もう一つ大事なことはその期待、計算をしないことかな。
自分がやるべきことは、しっかり計画を立て、期待を持ち達成して行く、でもその結果他人からもたらされる評価や報酬は期待しない。
組織人として生き続けるなら、そういうスタンスもありかなと勇気付けられた。