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アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

ビットコインが熱いけど、よく考えると僕ら子供の頃からビットコインのようなものに触れてたんだ。

小学生の頃、まだ給食の牛乳はビンだった。

 

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子供の創造性はほんと凄い。

なんでもゲームにできる。

 

牛乳ビンのフタをメンコに見立てて、手を叩いて風を起こして裏返したもの勝ちというゲームをあみだした。

 

そのうち参戦者が増えて、流通量も上がる。

自然と多く持ってるものが強い、というヒエラルキーが出来始める。

 

そしていろんなところからフタを調達することに。

 

近所の駄菓子屋さん、かあちゃんが買ってきたスーパーのもの。誰も見たことのない隣町のもの。

 

 

 

そうなるととたんに価値が生まれ交換レートが出来上がる。

 

もちろん珍しいものの方が、希少価値が高い。だからみな我こそはと珍しいものを欲しがる。

 

これって大人が宝石や金を欲しがるのと変わらないね。

 

今思うと立派な経済の勉強してたな。

でもいつしかそのお祭りも終焉を迎える。

 

誰かが一抜け、二抜けするうちにブームは終わりを見せ、あれだけ眩い輝きを放っていた隣町の牛乳ビンのフタは、ただの汚れたゴミと変わる。

 

その頃はまだ80年代前半。

俺たちの方がバブル崩壊を先取りしてた。

 

大人になっても僕ら男たちの間抜けさは変わりない。

 

もう時効だから言うけど、若手行員の頃は、同期たちと賭けトランプをしたことがあった。

 

その日は合宿先だったから、夜を気にする必要はない。どんどん熱くなっていった。

 

負けのこんだある同期、手持ちのコインがなくなった。

でもそこで終わるのもつまらない。

 

そこで僕らが取り出したのはマッチ棒。

マッチ棒一本でコイン5枚分、そのうちエスカレートして、コイン10枚分でライターも登場。

 

これってすごい。

いつまでも、誰がどれだけ負けてても、コインたちの流通が途切れることがなかった。

 

貨幣という価値の凄さを身を持って知った時だったが、どうしてそんなことが成り立つのか。

 

そこには参加者間での信用があった。

 

どれだけ負けてても、そいつがデフォルトしないという信用。そして僕らが決めたコインとマッチ棒、ライターの価値が変わらず共通認識され続けること。

 

そうなんだよね。

マッチ棒でも小石でも、もしかすると牛乳ビンのフタでもいい。

 

皆が等しくその価値と流通性、決済機能を持っていると信用する限りは、その介在するものが何であれ成り立つんだ。

 

今ビットコインが大変なことになってる。

 

多くの参加者がいるだけに、共通認識が揺らぐことも、抜け穴を利用しようとする人もいるだろう。

 

新しい仕組みだけに、どうしても試行錯誤はつきもの。

 

でもきっと世の中を変えていくインパクトのある仕組みだろうし、ここを踏ん張って根を張っていってほしい。

 

 

僕らの中で新しく価値を測り、交換できるものなって、社会を変えるために。