4万回とあと150回、どっちもありがたい
昨日休みをもらったので、久しぶりに平日の夜に家族で一緒に夕食を食べることができた。
妻が作った天ぷらをおいしいといいながら食べた。
この日の夕食時は、みな機嫌も良く団欒気分だった。
毎日こんな感じで平和な団欒ができるといいんだけど。
さて昨日、こんな話題になった。
いつもママが作ってくれる手料理、結婚してから14年、しめて何食分になるかという話。
うちの場合、その他の家事はそれなりに(気が向いたら)するけど、料理に関しては完全に妻の仕事。
昔高校時代喫茶店でバイトしてた時に厨房に立ってたので、できるとは主張してるけど、結婚してからは料理好きの妻に完全おまかせ状態。
第一子の里帰り出産の時なんか、一ヶ月分の料理を冷凍庫に詰め込んでくれたりしてて、すっかり料理しなくなった。
そしてこれまで14年、いつもパンを食べるので朝食を抜いても一日2食、一年間でまあ300日は作ってくれてるとしたら、年間600食。
かける14年で8400食!
朝も手作りパンを食べることが多いことを考えると実質1万食は超えてるかも。
一万って、改めて数字にするとすごい。
これから無事年老いるまで一緒にいたとしたらあと40年、結婚してから4万食ぐらいは作ってくれることになるのか。
これは素直に感謝するしかないね。
ママの味を楽しむこと4万回。
ごちそうさまです。
とここまで書いて、ふと「おふくろの味」を思い出す。
生まれてから独り立ちするまで、自分の母親もそうやってひたすら食事を作ってくれた。
今は子供達も完全に自立し、父親と一緒に毎日楽しく、そして忙しく余生を過ごしてる。
それ自体はありがたいことだし、今はそんな時がずっと続くんじゃないかと錯覚すら覚える。
でもそうはいっても母親も66歳。
健康で料理を作れる時間はよくてあと15年くらいか?
実家に帰るのはだいたい年2回。
一回あたり5回くらい食事でお世話になってるとすると、年間10回、トータルで150回か。
まだまだと思ってると意外とすぐにカウントダウンになってしまうかもしれない。
親が健康なうちにできること、こっちの方はできるだけ後回しにしない方がいいかも。