アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

輝く女性ほど結婚しないあるあるを考えてみた。

どうして女子ばっかり残るんだろう。

 
またこの話題で妻とひとしきり盛り上がる。
 
きっかけは結婚式。
久しぶりに親しい友人の結婚式に呼ばれた。

 

 
結婚式大好き。
 
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新郎新婦が歩んできた半生で、いつもそばにいて、仲良く、応援してきた人たちがその場に勢ぞろい。みんな祝福の笑顔で、本人たちに接する。
そんな人たちが幸せを共有できるこの上ない時間だから。
 
これで同年代の男性がまたひとり結婚した。
 
長く付き合ってきた親しい男性の中ではもうこれで打ち止めかなあ。
みんなそろそろ子育てフェーズに入ってる。
 
翻って女性陣。
まだけっこう独身が多い。
 
しかも若い頃からその美貌や知性で輝いてきた人も一人や二人ではない。
 
これが僕の周りだけならまだしも、妻の学生時代からの仲間でも同じ傾向だし、他の人とも「そうそう!」とちょっとしたあるあるで盛り上がることもある。
 
なんだろう、このアンバランスは。
 
もちろん、統計的には女性だけ結婚してないわけではないし、前回の記事であったように、むしろ未婚率で見ると男性の方が高い。
 
でもとにかく、未婚率そのものが上がってることを考えると、何かがバランスを崩してることには違いない。
 
恋愛の自由化?終身雇用の崩壊?女性の社会進出?生活の多様化?グローバリゼーション?格差拡大?
 
もちろん、その人たちが自分の人生を謳歌し満足して全うしてくれればいい。
 
でも、見方を変えれば結婚しないということは、種の断絶にもなる。
そうやって充実した人生を送れる男女がいるのに、その世代限り。
 
なんか人類全体としては、本当に残るべき種が残ってるんだろうか、実は少しずつ衰退してるんじゃないかと心配になる。
 
恋愛ってそんなに面倒くさいもんなんだろうか。
いや、確かに面倒くさいけど、面倒くさいからって劣後するような選択肢の一つに過ぎないものだったっけ。
 
好きなものや趣味だったら、時間も作ってお金もかけてするのに、いつの間にかそういうのにすら劣後するものになってしまったのかなあ。
 
そして親の立場としては、この恋愛や結婚が別の悩みの種になる。
 
いい学校に入ればいい、という時代ははるか昔。
受験が終わったとしても、就活、婚活とまだまだハードルは多く、親としては何十年も心が休まらない。
 
だから、未婚率が話題になっては、妻と子供達の将来を真剣に憂いたりする。
 
異性に声をかけられるだろうか、彼女や彼氏ができるんだろうか、この子はこういうタイプは合わないんじゃないか、とか、いっそ「できちゃった」と言われた方がほっとするかも(年齢によるが)、と無茶なことまで言ったり。
 
子供達にとっては、自分たちの好き勝手にさせろ、と大きなお世話なこと極まりないだろうけど。
 
でもやっぱり気になるのよねえ。
今の世代のことも次の世代のことも。
 
たまに「紹介して」とか言われるけど、もし本気でお見合いおばさん級に紹介しまくったら、やっぱり敬遠されるんだろうか、あるいは実はみんなそれぐらい強引な後押しを期待してるんだろうか。
 
この自由化の時代、何をしたらいいのか、考えること自体勝手なお節介なのか、真剣に悩む。
 

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