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アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

夫婦が織り成す布は、中島みゆきが歌う通り美しくなるのか考えてみた。

縦の糸と横の糸が織りなす布は実際どんな感じになるんだろう。
 

一昨日の結婚式があまりに幸せに満ち溢れていて、そして新郎が弾き語りした中島みゆきの糸があまりに心に沁み入ったので(「あなたの目の前の糸に誓いますか。 - アラフォー父ちゃん」)、その余韻に浸りながら、ふと妻と話題になった。

 
縦の糸はあなた、横の糸はわたし、それで織りなす布は誰かをあたためたり、傷をかばったりするらしい。
そしてその縦と横の糸の出会いを仕合わせと呼ぶ。
 
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限りなく美しい言葉だ。

 

 
そして、結婚という日を迎えるカップルにこれほどふさわしい曲はない。
 
さて、では実際に結婚生活を始めた夫婦は縦と横の糸で布を織りはじめることになる。
 
はたして、歌のように美しい格子模様を描いた布ができるんだろうか。
 
そんな議論になった。
 
旦那の僕、まあ見るからにA型長男タイプ。いつも落ち着いたしっかりものに見られるが、妻に言わせるとテンション低いシケシケ、ケチケチな面白みのない男性らしい。
 
一方の妻、裸足でかけてく、財布忘れるサザエさんも真っ青の大ボケ天然女性。
小さい頃から学生時代、そして社会人になってからも、おっちょこちょい、おとぼけ伝説には枚挙のいとまがない。
そして決して若くなくなった今も、コンスタントに実績を積み重ねている。
理論よりも感情、喜怒哀楽はジェットコースターのよう。
 
まあ、よくもこの糸が出会ったなと、ある意味両極端で究極的なバランスを保っているとも思えるが、この二人が織り成す布はどうなるのか。。
 
横糸役の僕の方は、ガチガチで均等でなんの遊びもない糸が何本も張られるだろう。かたや縦糸、それはもうグニャグニャでゆるいところもあればきついところもあり、ところどころ目が抜けてたりして、まあ安定しない。
 
風スースーであたたまりも傷をかばいもできない、お世辞にも美しいとは言えない布ができることだろう。
 
昔妻が編んでくれた、着るたびにグデングデンに緩んでいくセーターみたいな布地になるかも。
 
でも、「何これ?!この布ぐちゃぐちゃやん!」とかで、少なくとも笑いのネタにはなるか、ということで夫婦二人で一応の結論を見た。
 
そうなのよねえ、曲自体は美しいし、その詩には感動させられたけど、じゃあ実際にどんな布を織り成すかというと、そう簡単じゃない。
 
毎日毎日、何年も二人で織りなすのよ。
 
そりゃどれだけ仲の良い夫婦でも、ちょっとつかれたり機嫌が悪かったり、喧嘩モードになるときとかあるし、ずっと一様に美しい布なんてできるわけがない。
 
あるときはギチギチ、あるときはゆるゆる、あるときは横糸だけがつまってたりするかも。
 
でも心配することはない。
 
少々スースーでも切って重ねれば使える。
あたためなくても傷をかばわなくても、何かを包んだり、最悪雑巾ぐらいにはなる。
 
二人でずっと織り成し続ける限り、何か使いようのある布ができていく。
 
そんな紆余曲折のある、汚い格子模様のなが〜い布こそが、自分たちが歩んできた軌跡としての世界に一つしかないオリジナルの布になるのだ。
 
そうやって、なが〜い布を振り返り、「あの時は大変だった」とか「ここお前のせいで汚ない」とか、二人で思い出を話しながら自分たちがあったかい気分になれたらそれでいいかなとも思う。