8割の人が汚いものと答える「お金」のことに目を背けてはいけない理由
「お金ってきれいなもの?汚いもの?」
という質問にあなたならどう答えるだろうか。
(ちなみに衛生的にきれいとか汚いではないですよ。)
この間、お金の教育に関する記事が載っていた。
中高生に投げかけられたこの質問、実に8割が「汚い」と答えたらしい。
確かに面と向かって聞かれたら、堂々ときれいとは言えないかもしれない。
でもなんでそんな気分にさせられるんだろう、お金って。
誤解を恐れずにいえば、どうも家庭でも学校でも、性教育と同じぐらい、どこか隠微で扱いづらいテーマのように思われてる気がする。
確かに、社会で、友達同士で、下手をすると親族同士でもなかなか面と向かって話題にしないことだ。
きっとお金のことはどこか欲望、あるいはプライバシーに関わることとして、触らずに置かれてるのだろう。
でもお金のことを考えることがどれだけ大事か、昨日改めて痛感しただけに、今日声を大にしていいたい。
みんな実はお金のことは気にかかってるはず。
だったらお金のことをもっと堂々と考えればいい。
何もお金を稼ぎまくれと言ってるわけでもなく、物欲に走れ、というつもりもない。
成功をおさめてる起業家や代々の資産家ならいざ知らず、大半の人は多かれ少なかれ、お金の制約を受けながら生活してる。
もう少しお金があったら、あれを買えるのに、とかここに旅行いけるのに、とか思いながら。
そしてもっと長い目で見たら、家をどうしよう、子どもの教育どうしよう、海外旅行いきたい、老後は豊かに過ごせるだろうか、とかも。
なんだかんだ言ってお金にとらわれる。ブランドものを買うのか、趣味に走るのか、旅行代のために服を新調するのを我慢するとか、物に走るのか思い出作りに励むのか、全てはお金のもとでの選択。
つまりお金とどう向き合うか、というのは自分の人生をどう過ごすのか、ということと同じなんだ。
みんな健康のことはこれでもかと気にする。
でもお金もそれと同じぐらい大事。
ぜひ真面目に考えるべきだし、できたら臆することなく専門家の意見を聞いた方がいい。
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