結婚したけりゃ都会に行けということね。25年後の日本人と日本国民
また気になる記事を見つけた。
なになに?2040年の若年女性の増減率?
なんで女性だけ?と思わないでもないけど、世の男性陣には死活問題だ。
それにしても、2040年には、地方には若くてイキのいい女性はほとんどいなくなるんじゃないかというこのデータ、ショックだ。
これを見ると一目瞭然。どこも赤信号やん。
特に東北地方、紀伊半島、四国とかやばい。
市町村別にみると、減少率89%って村も。ほとんど男性か老人かってことね。。
うーん、これ見ると20年後、30年後に、結婚したければ都会に行くしかない、ということね。。
それともいよいよ国際結婚本格到来か。
団塊の世代の大量退職とかで、日本の労働人口がどんどん減少するという話。
若年失業者には朗報のようにも聞こえるけど、そんなに甘くない。
今政府は出生率2%を回復して人口1億人を維持しよう、といってるけど、これはどう考えても無理。
これから人口が減れば、日本のGDPも減っていく。
衰退していく老齢化した日本でよし、というならまだしも、もし今のような経済力を維持したいと思うなら、いよいよ生産人口であり労働人口、そして消費人口にもなる外国人受け入れに舵を切る時がくるかもしれない。
国際化が叫ばれてウン十年、国際的に認知される立派な国だけど、それでも英語を話せない日本人がほとんど。
最近は留学者も減っていてどんどん内向きになってるとか。
輸出を伸ばし経済力を身につけてきたこれまでの日本は、そういった国際的でもない日本人、ほとんど単一民族である日本人に支えられたことは紛れもない事実だ。これまではそれでも良かった。
でもこれから、どんどん人口が減る中でもし今と同じような経済力を保ちたい、ということになるのならいよいよアメリカや欧州のように移民受け入れ本格時代が来るかも。
正直、黒船襲来ぐらいのインパクトがあるんじゃないかと心配になる。
別に日本人純血でいるべき、とかいうつもりは毛頭ない。
心配なのは僕らの競争力だ。
ベトナムにいた時、あるいは仕事柄途上国の人と接していて常に感じるけど、彼らのハングリーさはハンパない。
正直能力でそんなに劣ってるとは思わない。でも彼らの向上への強い気持ち、そのための努力は僕らは到底勝てない、と思うことが多い。
きっとそんな人たちと対等に戦わないといけない時代が日本にやってくるかも。
大丈夫かなあ、僕らの次の世代の子どもたち。がんばれるかなあ。
日本人ではなく、たまたま日本国籍を持ついろんな人種を抱える日本国民が当たり前の時代がくるかもしれない。
その時の日本は、今よりももっと新陳代謝があって活発な社会になっているかもしれない。
でもそれはミクロの世界、個々人の人生においては今よりはるかに激しく熱い競争の世界かもしれない。
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