アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

内定がなかなか出なくて悩んでる人へ。大丈夫、悩み満載の大人からしたらかわいいもんだから気にするな。

今年もとても早い。

 
新聞記事を見てるともう内定が出始めてるとか。
 
でも時期の良し悪しはともかく、学生のみなさんには死活問題だろう。
 
f:id:ara4daddy:20140421215622j:plain
 
そろそろ内定が出始める子がちらほら増え出し、もらえてない人たちは、自分にダメ出ししたり、この世の終わりのように思えてしまうかもしれない。
 
そのあたり日本の就活は一斉にやって一斉に終わるだけに、明暗が一気に出る分、学生さんたちには酷だ。
 
最近は就活を苦にして自殺する子もいるほど。
 
健康MAXの20代の死因の実に半分が自殺。そしてそのうち10人に1人は就活を苦にした自殺になるとの統計もある。
 
確かに辛いのはわかる。
でも、就活がうまくいかないからって、決して人生の終わりじゃないよ。
 
今や人生80年、長い人生の中でどんなことがあるかわからない。楽しいことも辛いことも。
 
でもとにかく生きてるからこその深みを味わえることは間違いない。
 
就活するのはだいたい20代前半、人生のたった四分の一でしかない。

 

 
トラック競技なら、やっと最初の100mを終えたところで、これからコーナーにさしかかろうというところ。まだまだ序盤。
 
そんなところで勝負を諦める人なんて見たことない。
 
例えは良くないかもしれないけど、競馬だって、その馬の性質とか強みを見ながら賭ける。だから序盤で最後尾にいたからと言ってもみんなそこで勝負を投げ出したりしない。
 
大事なのはゴールする時にどういう状態であるかということ。
 
みんなのゴールは内定を取ることではないよ。
 
もうひとつ、たまたま日本社会は大学を出るまで、程度の差こそあれ、みんな横並びで大学まで来た。
 
でもこれからは、何かのレールに自動的に乗ることは何もない。乗りたくなるレールはあるかもしれないけど、どれに乗るか、途中で乗り換えるかは全部自分次第。
 
だから、これまでのような正解もない。
逆に言えば、どれが正解かは自分で決められる。
 
第一コーナーに入るまでは、みんな自分のコースは決まってたかもしれない。
今は、そこから指定コースがなくなる第二コーナーで、自分がインコースに入れるか、どんなポジションで駆け抜けられるかを競ってるに過ぎない。
 
もう一度いうけど、ゴールはまだ先だし、一番大事なのは自分が全力でゴールまでいけるかということ。
 
どんな姿で第二コーナーを駆け抜けて行くのか、そしてそこからの走りはどうなるのか、ワクワクしながら応援してる人たちもいるよ。
 
ゴールの喜びを大事な人たちと分かち合うことを期待しながら、自分なりの走りで就活を乗り切って欲しい。