アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

アンパンマンを見てると、自分を褒めたくなってくるワケ

かわいい子供たちがいつかは通る道というのが必ずある。

 

大体が、キティちゃんやミッキー、トーマスといったキャラものやアニメだったり、昆虫や恐竜、妖怪といったゲームやコレクションものだったりする。

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そして今うちで圧倒的な存在感を示してるのがアンパンマンだ。

アンパンマンを知らない人はいないほどの国民的キャラクターになってるけど、その中身は実に奥深い、というかいろいろ面白い。

 

去年ギネス登録されたそのキャラクター数は今や約1,800!

 

ここまでくるとキャラクターもなんでもあり。

 


何気なく見てると「それ、子供見てわかる?」と突っ込みたくなるキャラが出てきて結構面白い。

 

おくらちゃんやニガウリマン、ヨーカンマダムなどマニアックとはいえ食べ物ならまだ良い方で、そのうち動いちゃっていいの?と言いたくなる灯台まんや街灯さんとかも出てくる。

 

でもそんな多彩なキャラクターの中で最も愛すべき存在は誰か?

 

それはきっとバイキンマンなんじゃないだろうか。

 

食べ物を横取りしたり、意地悪したり、何かと問題を起こす彼。

 

でも実はかなりの部分、ドキンちゃんがお腹すいたとか言って、彼女のワガママに振り回されての結果のようにも見える。

ドキンちゃんは食パンマンLOVEで、決してバイキンマンには振り向いてくれないのに、つい尽くしてしまう。。

 

そして、それに輪をかけて恐ろしいのが妹分のコキンちゃん。

 

あそぼ~、といいながら自分の乗り物で思い切りバイキンマンの頭にぶつかってくる。すでに凶器。

 

そして少しでも聞き入れられないと泣き出して手に負えない。
かと思うと、要求が通ったらとたんにけろっとしてる。

 

そんな相手にもバイキンマンはキレずに付き合ってあげてしまう。

 

実は優しいところもあって照れ屋なバイキンマン、少し他人との距離感を保つのが苦手で、一人で損な役回りを引き受けてくれている健気で不器用な奴と見えなくもない。

 

そんな憐憫の思いでバイキンマンを見てると、だんだん自分に似てるかも、と思ったりして。

 

魔の2歳真っ只中のコキンちゃんを地でいく末っ子と、いろいろやらかしてくれて、それでいてすっかり「あ○し」LOVEのドキン妻。

 

俺、頑張ってるよなあ。

 

と、こんなことは妻には面と向かって絶対言えないけど。

 

毎日朝から晩まで、コキン娘のワガママに耐え、家を守ってくれてるのは妻に他ならない。

その点はドキンちゃんと似ても似つかないし、本当に感謝。

 

でもこうやって、ひそかにバイキンマンも感謝の心を持ったりして、日々アンパンマンにボコボコにされながら幸せを感じてんのかなあ。