素人でもOK、混雑したディズニーでも楽しめる方法まとめ
「カップルで行くと別れる。」
確かにそんなうわさもあながちウソではない。
待ち時間が長いし辛い、安定したカップルであってもつい喧嘩になりそうだし、ましてやこれから愛を深めようとしてる駆け出しカップルにとっては鬼門になりかねない。
それぐらい混雑するディズニーはタフだ。
事実上の夏休み最後の日曜日。
ほとんど行ったことなくて、何回も行く友達を羨ましそうにしていたので、子供達に夏休み最後のいい思い出になるかと、混雑を覚悟でディズニーにいくことにした。
そうはいってもほぼ素人同然。
漫然と行って炎天下で右往左往するだけになると、いい思い出どころか最悪の思い出になるし、親の面目も立たない。
だから素人ながらに一生懸命計画を立てた。
おかげで、案の定の大混雑にも関わらず、予定したアトラクションたちにも乗れて、満足の一日になった。
今後の円満な夫婦やカップルのためにも、こんな素人でもできるんだ、ということをまとめておこうと思う。
1. 勝負の決め手は朝
休日の場合、人気のアトラクションともなると、日中普通に100分待ちとかになる。
優先搭乗できる、ファストパスをいかに賢く取れるかが鍵だけど、そのためにも朝の行動が肝心。
早起きは三文の得どころか、ディズニーに限っては、早起きしないと大損、ということになる。
暑いのに延々と長蛇の列に何時間も並んで、一握りのアトラクションに乗って疲れるぐらいなら、と、うちの家族も開演前に並ぶ作戦に。
もともと並ぶのは好きじゃないし効率的に動きたい方だったので、「1時間も前に行けばいいんでしょ」ぐらいに高を括ってた。
でも前夜友人に聞くと、4時起き4時半出発と聞いて、作戦変更。
5時半から並ぶことにした。
結果これが一番効いたかな。
まだ夜明け前に出発する価値あんの?とか思ってたけど、入り口から6番目のグループとして陣取ることができた。(といっても各入り口にそれぐらいは並んでるからすでに100グループは下らないが)
その後来るわ来るわ、開演直前にはすでに後ろに何百人もの行列ができていた。
その差で入場に30分の差がつくと言われてるぐらいだから大きく違う。
結局開演まで2時間半待ったけど、その後のアトラクションの待ち時間を考えると十分元が取れた。待つ間ゴロゴロしたり、本を読んだり、夏の早朝は意外と快適だった。
たまにしか行かないディズニーで後悔しないためにも、少々眠くても朝を制するに限る。
2. 目的を持って時には捨てる覚悟も
今回上二人の希望は、とにかくアトラクションに乗ること。
だから今回は少々ショーやパレードを犠牲にしても、アトラクションを優先することにした。
かえってショーやパレードがある時間帯の方が空いてるかなと期待したけど、さすがに大混雑の日は、そうやって裏をかこうとする人も多く、あまり効果はなかったけど。
でも時間に縛られず取れるファストパスを取れたのは良かったかな。
あと混雑はレストランやショップも同じ。
いかに混雑を避けるかで動くべし。
早朝から並んでいたので、昼食は11時よりも前から、パレードの後や帰り際は激混みになるため、ショップでの買い物も午後早い段階で、暑さ対策もかねてすることにしたけど、これは意外と良かった。
3. ファストパスのためには身を削れ
しかも、人気であればあるほど、取れる時間帯が後ろの方になり、その分次のファストパスを取れる時間まで2時間の間が空いてしまって身動きが取れない。
ちなみにうちの場合、二大人気アトラクションのモンスターズインクとプーさんを最初に抑えにかかることにして、開演と同時に、パパはモンスターズインクのファストパスゲットに、家族は直接プーさんめがけて走ることにした。
おかげで、ファストパスは45分後に次の発券ができるようになり、すぐに1時間を超える待ち時間のプーさんにも、たった5分で乗れた。
でもここまでは作戦通りだけど、その後の動きは素人にはわからない。
2回目に人気のバズをとろうとしたけど、9時前の段階ですでに取れるのが午後に。
そうなると次の発券までの2時間のロスは痛い。
悩んだ挙句、まだ比較的早く取れるスペースマウンテンを取った。
でもあとで気づいたけど、もっと有利だったのはスターツアーズ。
すでに数十分待ちとかになってたけど、なぜかこのアトラクションだけ、離れたところにファストパスの発券所があるので、発券して乗れる時間もなぜか並んでるよりも早い。
もしこれを次に取れてたら、他のアトラクションももっと早く取れてたと思うので惜しかった。
もうひとつ、少し悔いが残るとすると、スプラッシュマウンテンに結局日がくれてから90分待って乗ったこと。
朝イチ、プーさんに走って乗った後、次の発券まで少し時間があったので、まだひどくないうちにもうひとつ人気アトラクションに並んで乗ることにした。9時過ぎのこと。
その時すでにスプラッシュマウンテンが50分待ちだったのでもう一つのマウンテンのビッグサンダーに並ぶことに。
結果的に30分待ちで行けたので、それ自体に間違いはなかったけど、10時前にはスプラッシュはすでに90分とかになってたので断念。
その後ずっとタイミングを見計らってたけど、結局すぐファストパスも終了になり、後は並んで乗るしかなくなった。
その結果が日没後90分待ちでの搭乗だ。
その日は一日中100分をゆうに超える待ち時間だったから、夜になったのはしょうがない。
その時すでにヘトヘトで立ってるのも結構辛かったけど、それでもまだ短くなった方だった。
でも並んでる間、ファストパスの連中が横をすーっと通って行くのを見るのはいい気がしない。
日中散々それを駆使して並んでる人を横目に、お先にー、的な感じで通り過ぎたけど、逆にされる方のダメージは大きい。
だからこそできるだけ、ただ暑さに耐えて我慢して待つという行為は極力減らしたいもんだ。
そのためにはファストパス目指し、ダッシュあるのみ。
4. その他
水筒は必須。
とにかく園内のものは高いし、買うだけでも並ばないといけないし時間がかかる。
水筒やペットボトルは事実上持ち込みが許されてるので、水分補給のためこれでもかというくらい、持って行った方がいい。
もう一つは時間管理。
人気アトラクションはうまくファストパスをつないでいくとして、その合間に何をうまく乗るかも工夫のしどころ。
だから日中しょっちゅうディズニー公式サイトの待ち時間情報とにらめっこして行動を決めていた。
あとたまに家族が別行動をとったりもするので、スマホは手放せない。
電池切れになるほど悲しいことはないので、絶対フル充電で臨みたいものだ。
5. まとめ
そんなこんなの日曜日、おかげさまで素人ながらも十分満足いく結果になった。
ただ、難点があるとすれば、いかに計画的に行動するか、そのためにどう時間管理をしながら効率的な動きをするか、ばかり考えていたので、ファンタジーを楽しむというよりは、一所懸命工程管理や時間管理をしていた気分でむしろ仕事上の達成感に近いものが残る羽目になった。
あるいはタイムを刻みながら炎天下をマラソンしてた気分。
もっとロマンチックなものだと思ってたけど、日中はとにかく走り回っていて、ディズニーって昔からこんなに仕事チックに合理性を求めるもんだったっけと、自問自答することもあった。
それだけに最後もう一度強調したいこと。
駆け出しのカップルやロマンチックな雰囲気で告白を狙ってるタイミングとかの彼氏とかなら、やっぱりディズニーランドは避けた方がいい。
ただ右往左往して信用をなくすか、計画通り動けたとしても、ロマンチックさを犠牲にするだけになるし。
次はシーにも挑戦しようかな。