子供の自己肯定感が育つ方法は知ってるのに、なんで実際にはうまくいかないんだろう。
昨日また発生。
家族内の悪循環。
長女、あまり気が利くわけじゃないし、とりわけ明るいわけでもない。でもとにかく言われたことは淡々と自分で取り組む。
それに比べ二つ下の長男、やる時はやる、でもエンジンのかかりが遅い。本気だしたらすごいけど長続きしない。
そしてそれに似たタイプなのが妻。
きっと自分に似たその性格をなおしてほしくて、というのもあるからか、そんな息子の姿を見てよく叱る。
勉強しろとか早くしろとかやる気出せとか。
それに対して俺。
子供がスクスク、たくましく自立した子に育つには自己肯定感が鍵と信じて疑わない。
だからできるだけ信じて褒めてやりたい。
それだけにギャーっと怒ってる妻を見るのが我慢ならない。
だから妻を怒り出す。
そして悪循環の出来上がり。
なんでうまくいかないのかなあ。
みんな家族が好き、僕も妻も子供に幸せになって欲しいと願ってやまないのに。
そういう俺も、子供を信じて褒める、とかいいながら、褒めたいから子供の一挙手一投足が実は気になってる。
かわいい、大事にしたいと思うからこその逆効果。
自己肯定感が大事なのは知ってる。
そしてそのために何をすべきなのかも。
でも、それを妨げるものの取り除き方がわからない。
それは親の「心配」。
うまくやるだろうか、ちゃんとやってるだろうか、楽しいと思ってるだろうか。
そういう思いが頭から離れないってことは、結局親が子供に期待と不安を抱えてしまってるということ。
それって無意識に子供が親の期待通りにいくかを気にしてるってことなんだよなあ。
なんだろうなあ。
親ってそれぞれそれなりに成功体験を持ってる。そして自分を反面教師にもしつつ、こうあるべきということも。
要はそれを足し合わせると完全人間になるんだよな。
それと自分の子供達を比べるから、短所として見てしまう。
自分は全然完全じゃないのに。
どんな偉いつもりやねん、親って。
この悪循環から抜け出すにはどうしたらいいんだろう?
何か別のことにうつつを抜かすとか、仕事に時間を費やすとか、何か別のことに期待と心配を使った方がいいのかなあ。
イクメン気取りをやめろということかな。
それと子供を放り出すくらい妻と仲良くするとか。
二人で育児放棄するぐらいの方がちょうどいい距離感かも。
<関連記事>