3児の子育てに追われながら考える、「イクメン」を気取るなら心にとめておきたいこと
なんかwebを見てたら、どうもイクメンの話題で盛り上がってる。
ある人のブログが出回り、そこに賛否両論の意見がでたり。
イクメンの疲れが倍増する妻の言動 - ほう太パパの七転び八起き
子育てって本当に大変で思い通りにいかない。
大人になって社会人になって、いろいろ気をつかって過ごすことが多く、そのうえ結婚したら妻との関係でも悩む、さらに子供、ということで、そりゃいろいろストレスの要素も多い。
でも今の時代、「イクメン」がもてはやされるし、どこか家庭を大事にする夫、という感じで、格好いい響きがする。
だからパパもがんばっちゃう。ミルクあげてみたりオムツ変えてみたり。
ただ、3児の父になって、子どももある程度大きくなって思うこと、それはあきらめが必要だということ。
そりゃ最初は、第一子ができたら張り切るよ。
赤ちゃんができたら、いろいろ相手し世話し、そのこと自体が喜びになる。
ただ、言っても社会人、かつ男。おのずからできることも時間も限られる。
最初は妻の助けにもなるかと考えて、よかれと思ってやるけど、特にうちのばあいは専業主婦だったから、毎日昼も夜もなく子供に振り回され、妻はへとへとでイライラも募る。
そんな人からすれば、おいしいところだけ世話して「イクメン頑張ってる」気取りになってる旦那が気に食わないのは当然だろう。
最初はそんなイライラのぶつかりあいで喧嘩もした。
だけど、しょせん男の「イクメン」は限界がある。
特に男はおっぱいでないし、やっぱりどこかでお母さんの絶対的存在には勝てないところがある。
そのはずなのに、「イクメン」を頑張っているということの気持ちを満たしたいから、妻に文句言われたら反論したくなる。
でも男性は肝に銘じてほしい。
「イクメン」は誰かに褒められるためにやってるわけでもなく、自分の満足感を得るためにやってるわけでもない。
子育てって、格好よさとか貢献とかを争うものではない。
パパとママで子供が幸せに育つために何ができるかを、ひたすら我慢強く協力して地道にやっていく協同作業以外の何物でもない。
だから、どっちのほうが育児を頑張ってるとかを妻と争うほどナンセンスなことはない。
そして、女性にしかできない育児の部分はどう逆立ちしても男性にはできない。
だからその点は素直に相手を認めて尊重した方がいい。
「イクメン」を誇れるかどうかは、子育てにどの程度かかわったかじゃないと思う。
奥さんとどれだけ仲良く一緒に子育てを頑張ってこれているかだと思う。
子どもは本当にすぐ大きくなるよ。
世の「イクメン」っていうと、どうしても幼児ぐらいをそだてているパパぐらいのイメージでしかないけど、そうだとしたら、すぐに「イクメン」時代は終わるよ。
そこからも子育て時代は終わらないのに。というか、もっともっと大変になるのに。
イクメンを気取るなら、子供が大学を卒業して一人前になるぐらいまで愚直にがんばらないとね。
それってイコール、奥さんもその期間ずっと大事にすることと同じだということもお忘れなく。
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