結婚15年、いまだに価値観の違いで夫婦喧嘩するのつらい

昨日の晩は、楽しく会話してたのにな。

今朝、ちょっとしたきっかけから妻と喧嘩になってしまった。

朝はいつも慌ただしくて余裕がない。

子供達が時間に余裕を持って学校に行く準備なんてしないし、俺は俺でバタバタ。
最近妻は弁当を作ってくれてることもあって忙しい。

そうこうしているうちに魔の二歳爆進中の末っ子が起き出してくる。

そんなイライラしてくださいと言わんばかりの状況なので、喧嘩が始まるのはとても簡単。

喧嘩っていうのは明らかに雰囲気を悪くする。
子供達にも文句言われ、「悪かった」と言ってみるものの、だいたいそれですっきり終わるなんてありえない。

子供達が学校に行って後、出かける支度をしてる僕を追いかけて、妻が文句を言う。
ずっと付き合ってる時間もないし、わだかまりを残したまま出てきてしまった。

喧嘩ってほんと精神衛生上よくない、というかいらぬエネルギーを使ってしまう。

喧嘩が勃発するきっかけにはだいたい傾向がある。

食事のこと、教育のこと、お金のこと。

料理好きの食欲旺盛vs食が細くあまり興味なし

どちらかと言えばスパルタvs褒めて育てたい

ルーズvsケチ

そして相手への非難が着火点となる。

わかってるんだけどなあ。

15年以上も付き合って、それなりに歩み寄ったり、相手への理解の術をお互い見つけたりしつつも、根本的には価値観が合わないこと。

それを嘆いても非難しても、もはやお互い変わらないことは認めるしかないということも悟ってるのに。

でも、相手への理解、という努力を怠った瞬間、いつものループにはまり込む。

「価値観の違いで離婚」

よく聞くフレーズだけど、でも不思議とそこまで考えたことは一度もない。

なんでかなあ。

そもそも他人との間で、全くストレスのない関係というのは考えられないからかな？

妻とは、いろいろ面倒なことも多いけど、それでも付き合ってるのは、一緒にいる時間に何らかのメリットを感じてるからかな？

きっとそれは、調子のいい時は自分に喜びや幸せ感をもたらしてくれるからか？

一番しんどい時に、一つだけ自分に聞いてみることがある。

「妻と別れた時の想像してみたら？」

それは単に面倒から離れるだけでなく、今ある生活がそのまま続くことは決して期待できないということ。

結局「それは嫌だ」

となる。

妻が自分にとって理想でないように、妻にとって自分は理想ではない。

喜びを分かち合い、悲しみを和らげ、時に寄り添い合い、時に励まし、後押ししたりする。

不完全体同士がくっついているようなもんだ。

もうすぐ家だ。

たぶん面と向かって謝りはしない。

でもただ気まずい関係が続くのは嫌だ。

挨拶はしよう。
そして向こうがまだ不機嫌でもそれに文句を言わないようにしよう。

＜関連記事＞