自分を幸せな気分にしてくれる模範的スポーツファンのススメ
またしんどい季節が始まった。
プロ野球シーズン。
いつの間にか阪神ファン歴20年を超えてきたけど、これから一喜一憂の毎日が始まる。
それにしてもこういうプロチームを応援するということが、何か自分の人生に良い影響を及ぼすことはあるんだろうか。
むしろ心象に宜しくなくて、イライラさせられることの方が多いような。
しかも自分の場合は阪神ファンというよりは、むしろアンチ巨人ファン。
だから実は阪神が勝つより巨人が負ける方が二倍楽しい。でも直接対決で負けようものなら、三倍分の悔しさを得られたりして、浮き沈み激しすぎる。
何が歯がゆいって、自分が声を上げたところで何か直接的にプレーに影響を与えるわけじゃないということ。
以前松井秀喜選手がプロとして安定して実績を残す秘訣として、「自分で出来ることに精一杯取り組む。それ以外は気にしない。」というようなことを言ってた。
全く正反対やん、野球ファンって。
となると幸せなファンとは何か。
応援すること、そのものに喜びを持つということか?
ムリムリ。
でも昨日、子育てでの勝手な親の期待のことも書いたけど、結局それも似てるような気がする。
どうしても自分の力が及ぶ範囲を勘違いしてしまうんだよなあ。
自分が及ぶことには全力をそそぐ。それ以外の結果は気にしない。
そういえば、浅田真央選手も世界選手権では「メダルを取る」とかは言ってなかった。「自分の全てを出し切ると。」
今日から模範的ファンになろう。
自分の応援に全力を尽くす。
あとは阪神が買っても負けてもありがとう。
巨人にやっつけられても幸せ。
うーん、やっぱり無理。