海外勤務のチャンスに応じたいとする若手が過去最低、という記事であなたはどう感じる?
チャンスがあったら海外勤務に応じたいという回答が過去最低。
2014年度 新入社員春の意識調査が今朝の日経で載っていた。
昨年度対比5ポイントほどの低下。
まあ、データを取り出したのが2011年なので、「過去最低!」というほどすごいインパクトかというとなんとも言えないけど、まあ低下は低下。
二人に一人は「海外?いや、自分はいいです」
ということらしい。
それと合わせて最低を更新したのが社内昇進よりも起業したいとする若者たちなので、これだけみると安定志向かなとも思える。
でも、本当にそれでいいのかなあ。
一説によると今小学生の子供達の65%は、今存在しない仕事に就くともいわれる時代、先のことは本当にわからない。
その中で確からしいのは、日本の少子高齢化がどんどん進んで日本の市場が縮小するということ。
今はまだ世界第三の経済大国だし人口も一億人を超えて大きな市場を抱える。
でも、2020年、2030年を考えると、日本経済はゆっくり沈みゆく大船ともとれる。
企業はそのあたり敏感で、元気なところはどんどんアジアに進出してて、採用もグローバルになってきてる。
そう、今は良くても数年後、遅くとも十数年後の日本では、ちゃんと仕事しようと思ったら、海外勤務なしにはいられないかも。
海外勤務したい若者が五分五分という現状、言い換えれば、まだまだ有望な大海に向かって挑戦して行けば、チャンスは開けているとも言える。
語学が少々苦手でもいい。
今から海外に接して、あわよくば海外に打って出るぐらいの気概でいくと、将来のキャリアのプラスになるかもよ。