アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

そのうちマジョリティが社会的弱者と呼ばれる日本に

今日は老人の日であり、敬老の日でもあるらしい。

 
昔は9月15日といえば、敬老の日だったけど、連休を増やそう、ということで、この敬老の日が9月の第三月曜日に変動するようになったことで、旧来の15日を大切にしたい人たちの主張で、9月15日は平日、休日に関わらず、老人の日になったとか。
 
ややこしい。
 
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じゃあ、15日は単に老人の日であって敬わなくていいんだろうか、そうなると5月5日のこどもの日は、子供をどうしたい日なんだろう、と疑問は尽きないけど、少なくとも今年は敬老&老人の日なので、素直に身近な老人に敬いやら感謝の気持ちを持てる。
 
せっかくなので、老人について考えてみた。

 

 
世に言う高齢者とは65歳以上の人。
実に日本人の4人に1人は高齢者にあたるから、すでに一大勢力だ。
 
今僕自身が40歳。
幸い夫婦とも両親が健在、というかまだ働いてたり趣味に忙しくしてたりと元気なことこの上ない。
 
あらセブなのに。
 
たまに手術した、とかいう話も聞くけど、何年も使ってると何処かガタがくるのは当然だし、聞いてるだけだと元気に日々過ごすためにメンテしてる感じ。
 
僕らが高齢者の仲間入りする25年後には、なんと日本人の3人に1人が高齢者になるらしい。
 
きっと元気な高齢者はたくさんいるんだけど、見かけだけ想像するとちょっと怖い。
 
やっぱり街中を歩いてると若々しいカップルや、元気良く動き回る子供達、そして人生の最盛期の中年期のお父さんお母さん世代がいて、そして老人がいる、そういうのが普通なんだろう。
 
でも僕らが高齢者の仲間入りする頃には、街中にはそういうピチピチした若者を見る機会も減るんだろう。
 
ましてや、未婚化が進む社会。
元気な高齢者のお一人様も増える。
 
今男性の2割、女性の1割が生涯結婚しない人たちという統計になってるけど、これが20年後には1.5倍ぐらいになるということも。
 
単純計算で、人口1億人として、お年寄りが35百万人、うち5〜7百万人がお一人様という時代が訪れるかも。
 
その頃の15歳未満の子供達の人口は10%ちょい、老人の3分の1だ。
 
ちょっとびっくり。
そのうちお一人様の老人が子供の数を超えるんだろう。
 
そうなると街もがらっと変わるだろうなあ。
 
子供服やおもちゃ屋さんなんて、数える程。
高齢者向けの健康グッズやら医薬品やら、おしゃれ、趣味といったビジネスの方が成長産業になったりして。
 
それはそれでいいんだけど、そして僕らもその仲間入りしていくんだけど、新陳代謝の悪そうなそんな社会って、なんか腑に落ちない。
 
それでいいんかなあ、あるいはそんなんでずっと社会として健全に永続するんだろうか。