ホワイトデーが辛すぎる。
儀式が終わった。
というより危うくまたやってしまうところだった。
去年は、当日になってあわてて探し回って、でも会社を出たのが遅かったのでろくな贈り物ができずしまい。
ないよりはと買って帰って「店がほとんど閉まってて」と言い訳したものの、妻から笑顔で「前もって買ってればよかったね。」
はい、返す言葉もありません。
そして今年、職場の女性陣へのお返しをみんなで考えるぐらいの気はまわるくせに、結局当日まで家族の分の買い物を忘れてた。。
厳密には忘れてなかったんだけど、結局当日になって焦ってるあたり、ほとんど変わりない。
今日も仕事は遅くなりそう。
昼休みに、遅くまで開いてる百貨店を検索、新宿小田急なら21時までOKだったので、そこは逃すまいと必死に仕事を片付けいざ小田急へ。
いるわいるわ、悲壮感漂わせながら必死にお菓子を探し回る男性たち。
そういう自分も同類か。
おなじみのブランドだとまた芸がないと思われるかと、別のを探す。
そういう男心を見透かしてか、簡易ブースにこれでもかと格好良さそうなブランドが並んでる。
でも舌噛みそうなカタカナとか、読めない横文字ばかりで正直わからない。
必死な顔でキョロキョロしながら歩く男性たちとすれ違う。
本当にわかってるのかわかってないのか、よく知らないブランドに長蛇の列が出来てる。
みんな思いは一つ。
愛する人を喜ばせるため。
というのは嘘で、これ以上気が利かないセンスゼロ男の株を下げたくない一心。
少なくとも俺は。
結局妻は和菓子が好きだしとか、娘たち入れると三人いるからとまたセンスのない理屈をこねて、三種類の和洋菓子を購入。
はい、リスクヘッジです。
それにしても紙袋を下げてエスカレーターを登って行く男性陣。
どれだけ企業戦略に踊らされてるんだろう。
幸い家族は起きてたので、息子とともに愛する女性陣への贈呈式。
「ありがとう」
「気を遣ってくれて」
後半部分、余計です。
でも図星。
まあいいや、こういうイベントに踊らされるおかげで愛情表現や感謝の機会になるし。不器用だとしても。
つぎは結婚記念日か。
嗚呼。。
・何が楽しくて子育てしてるんだろう、という疑問にこたえてくれる話を発見した - アラフォー父ちゃん