壮行会でしんみりしてる暇はない
4月はいろいろ区切りの季節。
新しいことにチャレンジする時を迎える人も多い。
でも裏返せばチャレンジする前の世界やコミュニティから離れる事になることも。
新しいことに挑戦することはいつだって不安。
それが熟慮して選んだ自分の道であっても。
一歩踏み出す直前は特にそう。
どうしても、慣れた居心地の良いところから出て行く時だから特につらく感じる。
寒い冬に気持ち良くつかっている湯船から出たくない感じ。あるいは暖かい布団から出たくない感じ。
でも大丈夫。
いったん出てしまって次の行動が始まれば、後は自然に気持ちが切り替わって前を向いて歩き始めるから。
送り出される人に、次に挑戦する世界があるように、送り出す人もその場にとどまってるわけではない。
お互い常に動いてる。
だから壮行会は、一方が送り出し、もう一方が送り出されるわけじゃない。
お互いの未来を祈りつついったん離れる通過点に過ぎない。
だから悲しんでる間はない。
その瞬間から、壮行会は過去になって、次会う時までのカウントダウンが始まる。
うかうかしてられないよ。