アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

就活で失敗しないために、大学に入ったらやっておきたいお得な方法

春、長い受験戦争を終えてこの4月から大学生になった人たちは、きっと楽しくてしょうがないだろう。

 
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もうはるか昔になってしまったけど、自分もそうだった。
 
新しい出会い、(今もやってるのか知らないけど)数々の合コンやコンパ、新しいサークル、新しいバイト、と刺激的な毎日が始まる。
 
もちろん、こんなに自由に時間を使えることはもうないかもしれないから存分にやりたいことやって楽しんでほしい。
 
でも、今の時代、次の大きな関門が数年後に控えてる。

 

就活。
 
3年の終わり頃からみなリクルートスーツに身を包んで就活を始めるが、正直その時に悩み始めるようでは遅い。少なくとも苦労するだろう。
 
一昨年から勝手なボランティアで、学生の就活応援でいろいろ面談してきた。
ほそぼそとやってるだけだけど、それでも100人ぐらいの学生に会うと、なるほどこういう学生は取りたいだろうな、というのが見えてくる。

今から始まる学生生活を存分に楽しみながらも、3年後に後悔してほしくないので、その経験から思うことを学生のみなさんにお伝えしておきたい。

採用する側は、それぞれ企業の特色が出るので、欲しい人材というのは一概に言えない。

ただ、それでも基本素養として期待されるのはどの会社でも同じ。
それは、
 
「問題発見・解決力や社会常識があり、コミュニケーションが上手で仲間として一緒に働ける人間」
 
当たり前やん、って思う人。

その通り。
でもこの当たり前が難しい。
 
俺友達付き合い自信あるしって思う人。
もちろん、それはそれでいい、でも十分じゃない。
 
俺自分なりに考えて行動できるしって思う人。
それもあったらいい、でも学校生活での「考える」とはちょっと違うかも。

会社では自分の親ほどの年齢の上司がいる。
見たこともない人格の人たちもいる。
 
プライベートでは人が良くても、置かれた立場で期待と違うことを言われる。
 
そんな難しい環境で、へこたれず周りとうまくやりながら、正解のない中でも最適な解を導き出しながら仕事を前に進める、、周りを納得させながら。
 
そういうことって、なんとなく形成される大学時代のコミュニティでは、なかなか経験できない。
 
だって、人種が違うし、頭を使うところも違うから。

一方、社会人の人達は日々そういう頭で行動するので、自然と考え方や振る舞い方もそのようになっていく。
 
だから面接官もそういう目で学生さんたちを見る。
 
そこにギャップが生まれる。
 
やったこともないのに、いろんな質問をされ、考えさせられる、意見を言わされる。これは辛い。

しかも就活の段階にそれにぶち当たっても困惑するばかり。
だってそんな訓練してないから。
 
だから、伝えたいこと。

公開したくなかったら、一つでも二つでも大人社会との接点を持って欲しい。
 
バイトだったら、学生ばかり集まるバイトだけでなくて、正社員など、大人社会があるところ。
 
何か学業外のサークルなどをやるのでも、社会人も一緒に入ってるNPOの団体とか。
 
別にどんな動機でも内容でもいい。
でも単に飲みに行って話を聞くとかだけじゃダメ。
 
要は日頃からそういう頭を使ってる社会人の人と何か一緒に取り組む機会があることが大事。
 
そうやって少しの工夫で、楽しみながら就活の練習もできたらお得じゃない?
 
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