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アラフォー父ちゃん

仕事、家庭、育児、人生、惑いまくりの名もなき団塊ジュニアのつぶやき

男の子の成長が理解できない妻

育児・教育のこと

会社から帰ってきてから、子供達の様子を聞くのがほぼ日課になっている。

 
その日妻が「ショックを受けた」と話をしたのは4年になる長男のこと。
 
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小雨が降っていたので、塾に車で迎えに行った妻。
 
あまり長くは停めづらい場所で気を揉みながら待っていると、友達と連れ立って出てくる姿が見えた。
 
やっと拾って帰れる、と思いながら声をかけると、その時明らかにこっちに気づいてた様子だったのに、無視して友達と歩いていく。
 
それにすっかり驚いた妻、「おいおい」、と車で追いかけながら窓越しに声をかける、でも長男は目を合わせない。
 
さすがにその様子に気づいた友達の方が、「お前のお母さん呼んでるぞ」みたいな会話が。
 
しばらくは抵抗していたが、さすがにそのまま無視して歩き続けるわけにいかず、最後は車に乗ってきた。
 
でもその様子は悔しくてたまらない、といった感じ。
「迎えに来てあげたのにその態度はないんじゃない?!」
と納得いかない妻に対し、大泣きの長男、車中で大げんかしながら帰ってきたらしい。
曰く、去り際に友達から「結局帰るんだ」といった言葉が無性に恥ずかしく悔しかったらしい。
 
その顛末を、「わけわからん」という様子で語る妻。
 
二人姉妹で典型的な女系家族で育った妻。
どうにも長男の感覚が理解できなかったようだ。
 
でも僕にはわかる。すご〜く、手に取るように。
どうにも笑いが堪えきれずニヤニヤしながら聞いてしまった。
自分もそうだったなあ、と思いながら。
 
そう、10歳ごろは複雑なんだ。
 
家の中や遠く離れた場所だと、息子もこれまでと変わらない親子関係だし、まだまだ甘えたが抜けない。
 
でも、これが一歩近所にでると全然違う。
一人前に世間の目が気になるのだ。
彼らにとっての世間、というのはつまり友達。
 
そう、学校や友達との付き合いは、彼らにとっての社会、戦場だ。
 
家ではまだ自分のことを、くん付けで呼ぶくせに、戦場では、自分のことを俺と呼ぶし、ちげーよ、とか、ちょっとかっこよさげに話す。
 
そんな戦場では、親の存在は厄介なだけ。
 
この辺りがまだ可愛いところだけど、まだまだこどもは態度の使い分けがうまくできないようで、かっこつけないといけないところで、いつもは甘えた顔を見せる親がいるときっと混乱するんだろう。
 
でもそんな様子を見る男親としては、驚くどころか無性に愛おしい。
前に進んだり後戻りしたりしながら、少しずつ親離れしていく、その心情が。
 
そんな話を妻にすると、「えーっ、めんどくさ!」という反応。
どうも妻としては、いつまでも愛すべき息子として接したいらしい。
 
そんな期待はしない方がいい。
これからはどんどんむさ苦しくなるし、臭くなるし、声変わりもして可愛さの面影すらなくなって行くし、行動も言葉もガサツになっていく。
 
それを聞いてすっかり肩を落とす妻。
 
「男の子は3歳までで全ての親孝行をした。だからあとは余生だ。」
 
でもそんな僕の言葉に、妙に納得した妻。
妻も少しだけ、子離れに向け一歩進んだようだ。
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